海外のお正月料理!日本や現地で食べる方法!

海外の方は、お正月の時に、何を食べっているのか、気になりませんか?


日本では、年越しそばやおせち料理、お餅等を食べますか、世界各国ではどんな料理が楽しまれているのでしょうか?もし年末年始の時に、韓国やアメリカ等海外の国へ旅行するなら、一度当地のお正月料理を食べたいでしょう!


そこで、今回は、年越しの時に食べる代表的な食べ物を国別にご紹介します。もし旅行者としてその国に訪れた場合、どのようにしてこれらの料理を楽しむことができるかも合わせてご紹介します。




目次

1.日本

2.中国

3.アメリカ

4.スペイン

5.イタリア

6.ドイツ

7.韓国

8.ギリシャ

9.メキシコ

10.ロシア





1. 日本


年越しそば(としこしそば)

年越しそばは長寿を象徴する食べ物として、年末に食べる習慣があります。蕎麦を食べることで、古い年の厄を払い、新しい年を迎える準備が整うとされています。



おせち料理(おせちりょうり)

おせち料理は新年に食べる伝統的な料理で、健康や繁栄を願ってさまざまな食材が使われます。例えば、煮豆(健康)、魚子(繁栄)、昆布(喜び)などが代表的です。



旅行者向けのアドバイス
年末年始には多くのホテルやレストランでおせち料理を楽しめます。また、年越しそばは大晦日に食べる習慣があるため、年越し前にそば屋で味わうことができます。観光地周辺の蕎麦屋や、ホテル内の特別メニューでも提供されることが多いです。





2. 中国


餃子(ジャオズ)

餃子は形が金塊に似ていることから、富を象徴する食べ物として、年越しの時に食べることが多いですが、中国は幅広いから、特に北の人が餃子を食べる習慣があります。南の人は、餃子ではなく、地域性強い地元料理を食べています。


火鍋(ヒナベ)

火鍋は中国の民間で広く見られる料理の一種。 北方には涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ)があり、南方には打边炉(海鮮や鶏肉等を水やお粥と一緒に煮込むタイプの鍋)があります。 そして、ここ数年で最も広く普及し、海外の方にもよく知られるようになったのが、四川風ピリ辛火鍋です。 熱々の赤い油と沸騰した熱いスープで、様々な食材を煮込んで食べることができます。特に若い人たちの間に、年越しの日に火鍋を食べることが今人気になっています。


魚(ユ)

魚は「年年有余(毎年余裕がある)」という意味で、年越しに食べることで、豊かな一年を願います。食べきらずに一部を残すことで、「余裕」を意味します。


旅行者向けのアドバイス
中国の年越し(春節)時期は、餃子や年糕、魚を提供するレストランが多くあります。特に、北京や上海などの都市では、春節期間中に多くのレストランで特別メニューが提供されるため、旅行者もこれらの伝統料理を楽しめます。また、餃子や年糕は家庭でもよく食べられるため、ローカルの食堂で食べることもできます。

餃子を食べるなら、[東北][ 哈爾濱]などのキーワードが店名に入っている店を探せば間違いません。
火鍋が食べたければ、[火鍋]で検索するか、中国人の行列について行けば、たいてい間違いはありません。
魚が食べたければ、旅先の有名高級レストランを探すのが一番で、その方が食材が新鮮で味付けも薄めなので、魚の新鮮さを味わえます。
通常、これら3つの食べ物は中国のどの都市でも食べることができ、どれも不味くはないだろう。しかし、最高の餃子を食べたいのであれば、間違いなく中国の東北部地方へ、美味しい火鍋を食べたいのであれば重慶へ、そして美味しい魚を食べたいのであれば広東省か湖南省、湖北省をお勧めしますね。




3. アメリカ


ブラックアイドピース(Black-Eyed Peas)

アメリカ南部の伝統的な料理で、黒目豆を食べることによって新年の幸運を祈ります。


グリーンリーフ(緑の葉野菜)

金銭的な繁栄を象徴する食べ物です。アメリカ南部の人は、年末年始の時によくこれを食べます。緑色はお金を連想させ、豊かさを願って食べられます。


コーンブレッド(玉米パン)

金と繁栄を象徴する食べ物として食べられます。


旅行者向けのアドバイス
アメリカでは、特に南部でブラックアイドピースやコーンブレッドを食べる習慣があります。年末年始の時期に南部のレストランや家庭料理の店でこれらの料理を味わうことができます。ニューオーリンズやアトランタなどの都市では、伝統的な料理を提供するレストランが多いため、旅行者でもこれらの料理を楽しめます。





4. スペイン


12粒のぶどう

スペインでは、年越しの鐘が12回鳴るたびに1粒ずつぶどうを食べる習慣があります。これにより、1年の12ヶ月すべてに幸運が訪れると言われています。


旅行者向けのアドバイス
スペインの大晦日には、主要都市の広場(例えば、マドリードのプエルタ・デル・ソル)でカウントダウンが行われます。そこで12粒のぶどうを食べる習慣を体験できます。旅行者向けに、この風習を体験できるツアーやイベントも多くあります。





5. イタリア


レンズ豆(Lentils)

レンズ豆はその形が硬貨に似ていることから、豊かさや繁栄を象徴します。


コテキーノ(Cotechino)

レンズ豆と一緒に食べることが多く、満足感と豊かさを意味します。


旅行者向けのアドバイス
イタリアでは、新年にレンズ豆とコテキーノを食べるのが伝統です。これらはイタリア各地のレストランで年末年始の特別メニューとして提供されるので、旅行者でも手軽に味わえます。ローマやミラノなどの都市では、特に人気のレストランでこれらの料理を楽しむことができます。




6. ドイツ


魚(Fisch)

魚を食べることで、来年の運気を上げるとされています。特に年越しに食べられるのは、「幸運」を象徴する食べ物です。


豚形のチョコレートやお菓子

豚は豊穣と繁栄の象徴として、豚型のチョコレートやお菓子を食べる習慣があります。


旅行者向けのアドバイス

ドイツでは年末に豚型のチョコレートやお菓子を買うことができます。クリスマスマーケットなどでは、年越しに食べるお菓子として人気です。大晦日には多くのレストランで魚料理や豚肉を提供しているので、観光地のレストランでこれらの料理を楽しむことができます。




7. 韓国


떡국(トックク)

年越しに食べる餅のスープで、長寿と新たな始まりを願います。新年を迎えると、年齢を一つ増すという伝統もあります。


전(ジョン)

韓国風のパンケーキで、家族や親戚が集まる場で食べられます。これは健康と繁栄を願う意味があります。


旅行者向けのアドバイス
韓国では、年末年始にトッククを提供するレストランが多くあります。特に、韓国伝統の食堂や新年の祝賀イベントでトッククを楽しむことができます。観光客でも、ソウルや釜山などの都市では、トッククを食べることができる場所が増えてきています。




8. ギリシャ


バシリーポピタ(Vasilopita)

新年に食べるケーキで、中に硬貨が隠されています。硬貨を見つけた人は1年間幸運が訪れるとされており、新年の幸運を祈る意味があります。


旅行者向けのアドバイス
ギリシャでは、新年を祝うためにバシリーポピタが提供されることが多いです。年末年始の時期にギリシャを訪れると、レストランやカフェでこのケーキを楽しむことができます。また、地元の家庭でバシリーポピタを食べる文化もあるので、ホームステイをしている場合は、その家庭で楽しめることもあります。




9. メキシコ


タマレス(Tamales)

メキシコでは、年越しや新年にタマレスを食べることが一般的です。タマレスは、トウモロコシの生地にさまざまな具を詰めて蒸し上げた伝統的な料理です。


旅行者向けのアドバイス
メキシコの新年には、タマレスを提供するレストランや屋台が多くあります。特にメキシコシティやグアダラハラでは、年越しの祭りとともにタマレスを楽しむことができます。





10. ブラジル


レンズ豆(Feijão Tropeiro)

ブラジルでは、レンズ豆を食べることで新年の繁栄を願う習慣があります。豚肉や鶏肉と一緒に煮込んだ料理がよく食べられます。


旅行者向けのアドバイス
ブラジルでは、年末年始にレンズ豆を食べることが多いです。特に、リオデジャネイロやサンパウロでは、年末に地元のレストランでブラジル風のレンズ豆料理を楽しむことができます。




新年の食べ物は、どの国でも未来に対する希望と祝福の象徴です。来年が皆様にとって素晴らしい一年でありますよう、各国の伝統的な食文化を楽しみながら、新年を迎えましょう!